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わきがの発生する原因について

わきがという言葉を知っていますか?
わきが、それは、一般的に強い体臭や、それを発生している人の事を指す言葉です。
全身から発する匂いであることはまれで、ほとんどの人はわきの下、または陰部から発するものです。
その為、わきのにおい、腋臭(わきが)という言い方をします。
においの強さはひとそれぞれ、10m離れていても気づくというレベルの人もいれば、わきの下をくんくん嗅いでやっとわかるほどの軽度の人まで。
いずれにしても、この言葉を聞いて、いい印象の言葉と感じる人は少ないのではないでしょうか。

 

 

わきがの原因は?

わきがのにおいの原因は、汗腺の一種であるアクポリン腺にあり、そこから発せられるタンパク質・脂質・糖質・アンモニア・鉄分などを皮膚の常在菌が分解して発せられる匂いがいわゆるわきが臭です。
アクポリン腺は誰にでもありますが、わきが体質の人は生まれつきそれ自体がわきが体質でない人よりも多くサイズも大きい傾向にあり、外科的処置をしない限りは数自体が変わるという事はありません。
アクポリン腺はわきの下、陰部、乳輪、耳の中など、限られた部位にしかない汗腺で、わきの下や陰部から発せられるイメージが強いのはそのためです。
また、耳垢が乾燥しているか、また湿っているかがわきが体質の判断基準の一つにされる場合が多いのは、アクポリン腺から分泌されるたんぱく質や脂質を含んだ粘り気のある汗が、耳の中の老廃物に混ざる為です。

 

 

わきがは遺伝するの?

わきがの発生源であるアクポリン腺、この数やサイズは遺伝によってきまります。
両親、または両親どちらかがわきが体質の場合、高い確率でその二人の子供はわきが体質を受け継ぎます。片親のみの場合は50%、両親ともの場合は80%と言われています。
それは、わきが体質が優性遺伝であるためです。
日本ではわきが体質の人の割合は10~20%といわれていますが、欧米では80~90%にものぼります。
一般的には欧米は確立が高く、アジア系は低い傾向にあるようです。モンゴル系の民族はわきが体質の人はいないとも言われています。

 

 

わきがっていつからなるの?

先に記述した通り、わきが体質の原因であるアクポリン腺の数は生まれた時にはすでに決まっていて、その後変わることはありません。
ですが、うまれてすぐににおいを発するケースは稀で、ほとんどが第二次性徴と同時にアクポリン腺の発達が活発になりにおいを発するようになります。
また、老人になり、汗腺も老化してくると、またにおいが少なくなります。
なぜ第二次性徴期に発達が活発になり、においを発するようになるのか。
それは、日本ではわきがと忌み嫌われるこのにおいが、生物学上ではフェロモンと呼ばれる、異性を惹きつける役割を持っている為です。

 

 

わきがのにおいは防ぎようがないの?

デオドラント製品

わきがのにおいは、人によって差があるのは当然ですが、多くの場合は市販のデオドラントスプレーやクリームで抑えられます。焼きミョウバンなどを使う人もいます。

 

においの出にくい衣服を身に着ける

綿100%の肌着を隙間ができない程度のぴったりとしたサイズで着ると汗が即時に吸着され、においの発生が少なくなります。

 

食生活に気を付ける

体臭がでにくい食生活を気を付けるのも有効です。
いわゆる動物性たんぱく質を多くとると、アクポリン腺を含む皮脂腺の活動が活発になるため、体臭も強く出るようになります。
野菜を中心とした食生活にすることで、わきが臭も少なくなることが期待できます。

 

手術してアクポリン腺を除去する

重度のわきが体質で悩んでいる人、またそうでない人も、わきの下の一部を手術で切開し、皮の裏側に粒状に存在するアクポリン腺を除去するという技術もあります。
入院なしで気軽に施術を受けられる病院も多く人気がある反面、少しでも取り残しがあるとにおいがなくならない、むしろ匂いがひどくなった、切開した傷口が目立つ跡として残ったなど、問題も多く報告されています。

 

 

まとめ

わきがのにおいは、遺伝によってうまれつきアクポリン腺という汗腺の一種が多くかつ大きい人に発生するものです。
アクポリン腺から発するたんぱく質や脂質を多く含んだ汗は分泌されてすぐは無臭ですが、時間がたって皮膚の常在菌に分解されることでにおいを発生します。
わきの下や陰部、そして耳の中など、特定の場所にのみ存在する汗腺で、その汗腺がある場所がにおいます。
日本人には少ないですが、欧米人の多くはわきが体質であり、第二次性徴と共に青年期の間においを発するようになります。生物学上では、わきが=フェロモンといわれています。
わきがのにおいは、わきが体質の多くの人が、デオドラント製品で抑えられています。
他にも衣服や食生活の改善で、においが最小限におさえられます。また、近年はわきがの原因であるアクポリン腺を除去する手術を受けることも可能ですが、リスクも散見されます。

 

その他のわきがの原因

ワキガは、多彩な原因が考えられます。原因は1つだけではありません。

 

細菌類の繁殖が臭いを作り出す

例えば細菌類に関する要素は、大いに考えられるのです。そもそもワキガは、脇下にあるアポクリン腺と密接な関連性があります。そこから常に汗が分泌される訳ですが、細菌類と混在してしまった時が問題なのです。
汗が生じたとしても、特に細菌類が繁殖していなければ、臭いに関する問題が発生する確率は低いです。しかし人によっては、やはりそれが繁殖する事もあります。
それで細菌類の数に関しても、やはり多少の個人差がある訳です。やや繁殖しやすい方々も見られますし、もちろんその逆もあります。後者のような方々は、総じてワキガの臭いも強くなる傾向があります。

 

ストレスもワキガ原因の1つ

このような細菌類に関する原因の他に、ストレスなども軽視できない一面があるのです。そもそもストレスは、様々な体調の不良を招いてしまうという話は、最近では常識になりつつあります。人によってはストレスがかなり大きくなり、生活習慣病になってしまう事があるのです。
それで臭いに関する事柄も、やはり軽視はできません。そもそも人々の発汗量は、ストレスと大きな関連性があるのです。
緊張した時などは、普段と比べると多くの汗が生じるでしょう。普段とは違う状況に直面した時などは、知らず知らずの内に手汗が生じている事もあります。
つまり緊張時などは、どうしても汗の量が多くなってしまう訳です。汗が増えてしまえば、やはりワキガに関する問題点も発生しやすくなります。
それゆえにストレスは、やはりワキガと無関係ではありません。ちなみにストレスによって引き起こされる臭いは、やや独特な傾向があります。他の原因と違って、多少異なる雰囲気の臭いが生じる事例が目立つからです。

 

食生活も臭いを作り出す

それと食生活に関する事柄も、やはり軽視できません。食生活に問題がなければ、臭いが生じる確率は比較的低めと言えます。ところが中には、不摂生な食生活になっている方々も見られる訳です。
それで不摂生な生活ですと、お腹の中が荒れやすくなる傾向があります。様々な老廃物が蓄積される事も多いですが、それが脇の下まで伝わってきて、独特の臭いが生じる事例も多々ある訳です。

 

これらを考慮すると、わきがが生じる原因としては、主に細菌類とストレスと食生活の3つが主なものになります。とりわけ2つ目のストレスによる臭いは、最近かなり多く見られる傾向があります。

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